一覧に戻る文学・評論苺飴には毒がある砂村かいり少女期の友情の甘やかさと、その奥で疼く毒のような感情を描く青春小説。「あの子」が隣にいた日々を、戦慄と共感のあわいから掬い上げる物語。表紙は制服姿で自転車に跨る少女たちを縦のコマに分割し、同じ夕暮れの景色を少しずつずらして反復させる構成。淡い空色と草地の緑が穏やかに広がる一方、題字の背後には朱色の刷毛跡が鋭く走り、平穏な風景に裂け目を走らせる。甘さと不穏が同居する装い。About出版社ポプラ社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画タナカミホAmazonで見る