一覧に戻る文学・評論公共考査機構 新装版かんべむさし公共の名のもとに表現を検める機構と、その網に絡め取られる側の不条理を、SFと諷刺の筆致で描いた長編。1970年代の原作を新装で迎えた一冊である。表紙はモノクロのペン画で、正面を見据える若い男、円盤、儀礼的な眼を持つ装置などの図像が密に積み重ねられている。そこへピクセル状の白いブロックとショッキングピンクの面が割り込み、視界そのものを区切り、塗り潰す。覆い隠す力と、それでも残る眼差しが拮抗している。About出版社徳間書店出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁森敬太(合同会社飛ぶ教室)装画加藤伸吉Amazonで見る