一覧に戻る文学・評論今宵、喫茶店メリエスで上映会を古い喫茶店を舞台に、自主上映会を通じて集う人々のささやかな物語を描く一冊。表紙は白地に、オレンジ単色の線画で描かれた登場人物たちが商店街らしき背景の中に並び、車椅子の青年、エプロン姿の店員、子どもや高校生など世代も立場も異なる面々が穏やかな表情を見せる。タイトルは右上に手書き風の黒い縦組みで配され、線の細さと余白の取り方がフィルムの白さやスクリーンの明滅を想起させる。一色刷りの軽やかさが、群像の温度をそっと束ねている。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂詰佳苗装画青木俊直