
文学・評論
筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。〜鎌倉の猫は手紙を運ぶ
筆跡から人の真意を読む鑑定人と、手紙を運ぶ鎌倉の猫をめぐる連作。淡いインクの飛沫が霞む白い紙面に、黒猫を抱いた青年が斜めに横たわり、その周囲を巨大な万年筆や毛筆が漂う構図。誇張された筆記具の硬質さと、白い衣や猫の毛並みの柔らかさが対をなし、にじむインクが画面全体に静かな揺らぎをもたらす。「書」を読み解く物語であることを、書く道具そのものに語らせている。
About
Credits
- 装画
- カズアキ(next door design)
- 本文デザイン
- 5GAS DESIGN STUDIO

















