一覧に戻る文学・評論ジョバンニの島戦後の島に取り残された少年たちの日々を、夜行列車の幻想と重ねながら綴る一冊。表紙には、機関車の灯りを背に身を寄せ合う二人の子どもが、暮れなずむ青緑のなかから浮かび上がる。アニメーションの一場面を思わせる繊細な筆致と、ランプの橙が画面の中心にともる構図が、遠い記憶のような時間の厚みをたたえる。タイトルは白の明朝で縦に置かれ、しずけさを破らずに立ち上がる。About出版社JAME出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂川栄治(坂川事務所)+坂川朱音(朱猫堂)装画JAME