一覧に戻る文学・評論孤狼の血柚月裕子暴力団との癒着が囁かれる地方都市を舞台に、ベテラン刑事と新人の捜査行を描く警察小説。漆黒の背景に、塗装が剥げ落ちて金属の地肌を晒したジッポーが小さな炎を灯す写真がぽつりと置かれ、タイトルは太く重い白文字の縦組みで切り込まれる。鈍く光る古びた金属と揺れる火影だけが闇からせり出し、矜持と汚濁のあわいに身を置く男の体温を、語らずに差し出す。About出版社KADOKAWA出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂詰佳苗装画曄田依子Amazonで見る