一覧に戻る文学・評論芥子はミツバチを抱き藍内友紀戦争と平和」を主題に据えたSF長編。使い捨ての兵器でありながら、愛すべき家族でもある少女たちの姿が描かれる。表紙では満開の赤い芥子の群れのなかに、紅い傘を広げた人物と槍を構える小さな兵士たちが配置され、灰白の空との対比が静かに張りつめる。蜂や蟻が紙面の余白を横切り、白い明朝の書名が花畑の上にそっと置かれる。生命の濃密さと暴力の気配が、一枚の絵のなかで隣り合っている。About出版社KADOKAWA出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装画syo5本文デザイン越阪部ワタルAmazonで見る