一覧に戻る文学・評論緑の髪のパオリーノRodariGianni+内田洋子イタリアの児童文学作家による短編集の翻訳。緑の髪を樹木のように茂らせた少女から、椅子や食器、家、月や鳥といった暮らしの断片が芽吹き、ささやかな笑いと寓話が枝のように広がる物語集を予感させる。表紙は深い緑を基調に、絵筆の跡を残した手描き調のイラストレーションで構成。茂みの中に浮かぶ小さなモチーフ群、足元から放射状に伸びる赤や橙の縞模様、原題と邦題を細い欧文と毛筆風の和文で重ねた題字が、物語の自由な飛躍を視覚化している。空想が日常から芽を出す瞬間を、一本の樹木として束ねた装丁。About出版社講談社出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大久保伸子Amazonで見る