一覧に戻る文学・評論貝に続く場所にて石沢麻依パンデミック下のドイツ・ゲッティンゲンを舞台に、九年前の津波で行方不明になった友人が現れる――異国の街と過去の光景が静かに重なり合う、鎮魂と記憶の物語。表紙は黒地に古い天体図を思わせる彗星の軌道図が銀の線で描かれ、その上に縦組みの明朝でタイトルが置かれる。下部には淡い桜色の帯がかかり、独語のレタリングと帯の朱が黒と響き合う。喪失と回帰の時間を、星の軌跡として閉じ込めた一冊。About出版社講談社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)Amazonで見る