一覧に戻る文学・評論雪猫雪と猫の気配が淡く重なる、冬の静けさをまとった物語。表紙は画面いっぱいに広がる水彩のにじみが基調で、白い猫が輪郭をほどくように座り、その周囲に大小の青い雪の結晶が散らされている。背景の青緑がにじむ余白と、藍色の細身の書体で凛と立つタイトルが、冷たさと柔らかさのあいだで均衡を保つ。絵と文字が同じ温度で響き合い、頁を開く前から雪の音が聞こえてくるような一冊。About出版社名久井直子出版年2013年ジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画福田利之