一覧に戻る文学・評論海神の子川越宗一海賊から皇帝になろうとした男・鄭成功を描く長編歴史小説。明清交替の激動のなか、陸の支配に抗い海へ向かった一族の物語が、雄渾な筆致で立ち上がる。鮮烈な黄を地に、紅い装束をまとう武人が船上に立ち、傍らには鬼面と白刃、舳先を切る波しぶきが描かれる。タイトルの太い明朝が画面を縦に貫き、帯の臙脂が画と響き合う。荒海の熱気と、運命に抗う者の意志を、色面の強さがそのまま伝える一冊。About出版社文藝春秋出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁城井文平装画安里英晴Amazonで見る