一覧に戻る文学・評論トライアングル岡井崇医療現場を舞台にした長編小説。鮮やかなシアンブルーを地に、注射器、鋏、ペン先、薬瓶、錠剤といった医療と筆記の道具が黒一色のラフな線描で散らされている。手描き特有の擦れや塗り残しがそのまま残り、整然とした医療のイメージよりも、現場の緊張や手の震えに近い質感を立ち上げる。白抜きのタイトルは大きく傾き、道具たちと同じ平面で踊るように配置され、命を扱う行為の冷たさと人間的な揺らぎを同じ画面に並べてみせる。About出版社早川書房出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁albireo装画西川真以子Amazonで見る