
うつ病、そして双極性障害と診断された著者が自らの闘病をつづったコミックエッセイ。pixivで支持を集めた連載の書籍化で、患者本人と家族双方の視点から「終わりのない闘病」のリアルが描かれる。表紙は淡い水色を地に、目を見開いた猫のキャラクターを大きく配し、その上に蛍光ピンクの極太手書き文字でタイトルを大胆に重ねる。ハッシュタグ調の小見出しが縦に走り、SNS発の率直さをそのまま装丁に翻訳した構成。鮮烈な色と素朴な線が、重い主題を抱えながらも開かれた語り口を予告している。
著仔鹿リナ
装丁川名潤
ぶんか社 / 2015年
暮らし・健康・子育て