一覧に戻る未分類押し入れの虫干し押し入れの奥から取り出した少女時代の記憶を、四季の匂いとともに辿る自伝的なエッセイ。表紙には、横たわる少女の写真像を中心に、紅い花や瑞々しい草、舞う蜂や蜻蛉が絵筆で書き加えられたようなコラージュが置かれ、温かな黄の光が画面の真ん中で滲む。広い余白に細い書体の題字が静かに重なり、賑やかな絵柄をやわらかく抱きとめる構成が、しまわれていた時間をそっと風に通す佇まいを生んでいる。Aboutジャンル未分類Credits装丁佐藤亜沙美(サトウサンカイ)