
エステルハージ博士の事件簿
19世紀末の架空の帝国を舞台に、博学な博士が奇怪な事件と向き合う連作短編。幻想と論理が交差する物語を、表紙は彫塑のように立体感をもつ油彩風のポートレートで迎える。豊かな口髭をたくわえた紳士の顔、背後には古い館の尖った屋根がそっと立ち上がる。灰褐色からセピアへ移ろう色調の上に、英文活字と白抜きの和文タイトルが静かに重なり、古典的な探偵譚の佇まいと、どこか異界めいた気配を同時にまとっている。
About
Credits
- 装丁
- 永松大剛(BAFFALO.GYM)+BUFFALO.GYM
- 装画
- 斉藤高志

















