一覧に戻る文学・評論太陽がいっぱいHighsmithPatricia+佐宗鈴夫他人になりすますことに憑かれた青年トム・リプリーの欲望と犯罪を描く、20世紀犯罪小説の古典。河出文庫版のカバーは、オレンジと黄、蛍光ピンク、グレーの面を版ずれのように重ね合わせ、横顔の青年と差し出された手のシルエットを構成している。輪郭が二重三重に分裂して見える刷りは、別人の顔を着替えるように生きる主人公の不安定な自我を、平面的な色の重なりへ静かに翻訳している。About出版社河出書房新社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)装画西山寛紀Amazonで見る