一覧に戻る文学・評論残り者朝井まかて慶応四年、江戸城無血開城の前夜。誰もいないはずの大奥に居残った女たちの矜持と来し方を描く時代小説。金雲たなびく黄の地に、呉服之間と御中﨟の添え書きを持つ立ち姿と座した姿の女が日本画の筆致で配され、枝には白い小さな生き物、傍らには漆黒の手箱が置かれる。緑の毛筆体の題字が画面中央を貫き、消えゆく城の静かな最後の夜を、明るく端正な色面に閉じ込めている。About出版社双葉社出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画瀬知エリカAmazonで見る