一覧に戻る文学・評論ベランダのあの子四月猫あらしベランダの向こうにいる"あの子"——隣り合う暮らしの中で、見えそうで見えない他者の輪郭を追う物語。深い青に満たされた画面は空とも水ともつかず、白いシーツに包まれた子の顔だけが静かに浮かび上がる。周囲を泳ぐ朱色の魚と、上方からのびる手の影が、現実と空想の境界をやわらかく溶かしていく。水彩のにじみが、ベランダ越しの距離と想像力の遠さを同時に抱きとめている。About出版社小峰書店出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁城所潤(ジュン・キドコロ・デザイン)+JUN KIDOKORO DESIGN装画出口えりAmazonで見る