一覧に戻る文学・評論映画じゃない日々加藤千恵タイトルの「映画じゃない日々」が指すのは、スクリーンには映らない、ささやかな日常のひとときだろうか。眼鏡をかけ膝を抱える女性のイラストが、淡いピンクとベージュの水彩で白い余白のなかに置かれている。髪に結ばれた小さなリボンが、わずかな色のアクセントとなって視線を留める。画面左端にはフィルムのコマが縦に並び、タイトルと静かに響き合う。映画にはならない、けれど映画と地続きの時間の手触りが、装画と余白の呼吸から伝わってくる。About出版社祥伝社出版年2012年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁成見紀子装画かわかみじゅんこAmazonで見る