一覧に戻る文学・評論かがみの孤城 上辻村深月学校に居場所を失った中学生の少女が、ある日部屋の鏡を通じて孤城へと招かれる——閉ざされた世界での出会いと願いを描く長編の上巻。表紙は、書架の並ぶ薄暗い室内にセーラー服の少女が後ろ姿で立ち、装飾的な縁取りの大鏡に向き合う構図。鏡の中の少女はこちらを見つめ返し、現実と異界の境界が一枚の絵の中に同居する。深い緑と茶を基調にした落ち着いた色面に、明朝の縦組みタイトルが静かに重なり、孤独と招喚の予感を画面そのものに封じ込めている。About出版社ポプラ社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織 next door design装画禅之助Amazonで見る