一覧に戻る文学・評論真夜中だけの十七歳櫻いいよ夜の時間にだけ十七歳が立ち上がる、その輪郭をすくいとった一冊。カバーには制服姿で身を横たえる少女と、街灯のオレンジが滲む濡れた路面、舞い散る火の粉のような光の粒が画面いっぱいに描かれる。白いタイトル文字は粒を縫うように間を空けて散らされ、文字と文字のあわいにも夜気が流れる。眠りと覚醒の境目にある時間の温度が、装画と書体の余白に静かに置かれている。About出版社ポプラ社出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画げみAmazonで見る