一覧に戻る文学・評論領怪神犯2木古おうみ善悪では割り切れない「神」と人の領域を巡る連作怪異譚の第二集。崩れた建材と蔦に覆われた廃屋を舞台に、腕組みするスーツの男と花柄シャツの青年が距離を置いて佇み、奥には白い人影がぼんやり滲む。藍と漆黒に沈んだ画面の中央へ、白抜きの太い縦組の題字が大きく落とされ、英文の副題が控えめに添えられる。光と闇のあわい、人と異界の境目に立つ二人の姿が、物語の不穏な手触りをそのまま差し出してくる。About出版社KADOKAWA出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁AFTERGLOW装画syo5Amazonで見る