一覧に戻る文学・評論夜のだれかの岸辺木村紅美孤独な者同士がひととき寄り添う関係を描いた長篇小説。19歳の春、主人公は89歳の老女に雇われ、夜ごと添い寝をする風変わりなアルバイトを始める。表紙には淡い青に沈むシーツと枕、その布地をそっと掴むような手が大きく配され、寝具のしわや陰影が静かな緊張をたたえる。タイトルは細い明朝で上部に控えめに置かれ、青の帯に縦組みの一文が浮かぶ。誰かの隣にいる夜の手触りを、布の質感そのままに差し出す装丁。About出版社講談社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁六月装画伊庭靖子Amazonで見る