一覧に戻る文学・評論サウンド・ポスト岩城けいバイオリンの内部で音を支える小さな柱の名を冠した物語。楽器ケースを抱えた子と、もう一人の大人が、白い石段を上って深紅の扉へ向かう後ろ姿が、淡い水彩で描かれる。窓辺の花や蔦の緑がにじむ街並みのなかで、鮮やかな赤い扉と、手書き風の流麗な英字タイトルだけが画面に強く残る。日常のひとこまをそっと切り取りながら、これから鳴り始める音への予感を静かに閉じ込めた装丁。About出版社筑摩書房出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂川朱音(朱猫堂)装画伊藤彰剛Amazonで見る