一覧に戻る文学・評論お父さんと伊藤さん中澤日菜子娘と、年の離れた恋人「伊藤さん」、そしてある日転がり込んできた父。三者がひとつ屋根の下で過ごす日々を、抑制のきいた筆致とユーモアでつづった家族小説。表紙は葉を落として実だけを残した柿の木の下に三人をゆるやかに並べ、視線を交わさぬまま同じ場所にいる関係を静かに素描する。深い山吹色の地に手描きの題字が重なり、暮らしのなかにある余白と気配を、温度ごと閉じ込めている。About出版社講談社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁百足屋ユウコ(ムシカゴグラフィクス)装画丹地陽子Amazonで見る