一覧に戻る文学・評論貝に続く場所にて石沢麻依あの日に行方知れずになった旧友が、ドイツに暮らす「私」のもとを訪れる。忘却に抗う言語芸術として読まれた芥川賞受賞作にして、鮮烈なデビュー小説。深い緑を背景に、薄い眼の文様を宿す細身の生き物が横たわり、噴水や燭台、小さな窓や草花の図像が周囲に散らばる。素朴な筆致と神話的な静けさが、生者と不在のあわいを往復する物語の手触りに重なる。About出版社講談社出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁藤井瑶(cozfish)装画岩崎奏波Amazonで見る