一覧に戻る文学・評論百年の記憶 哀しみを刻む石三木笙子百年という時間が刻みつけた哀しみと、石のように残り続ける記憶をめぐる物語。深い緑に沈んだ室内に黒い装いの人物がふたり配される。ひとりは奥の戸口に佇み、もうひとりは丸椅子に腰かけ俯き、その間を結晶のような透明な破片がいくつも宙に浮かぶ。タイトルは縦組みの白抜きで大きく置かれ、画面下には小さく英文タイトルが添えられる。緑の翳りと散らばる光のかけらが、時を経ても消えない感情のかたちを静かに示している。About出版社講談社出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画牧野千穂Amazonで見る