一覧に戻る文学・評論それでも俺は、妻としたい足立紳脚本家として日常の機微を描いてきた著者による夫婦小説。倦怠と諦めを抱えつつ、それでも妻と向き合おうとする男の姿を、滑稽さと哀しみのあいだで描き出す。表紙はベランダに干された下着の群れと、缶を手にどこか倦んだ表情で立つ女性のイラスト。手書きの筆文字によるタイトル、抜けの良い青空、ピンクのTシャツが、生活の匂いと気怠さを同じ画面に同居させる。白い帯に大きく組まれたピンクの見出しが、その空気をそのまま掬い上げている。About出版社新潮社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画山田参助Amazonで見る