一覧に戻る文学・評論メモリーを消すまで山田悠介記憶を消すまでに、人と人のあいだには何が残るのか――近未来を舞台に、消去をめぐる想いの行方を追うサスペンス長編。河出文庫版は書き下ろしの後日譚を加えた完全版である。装丁は瓦礫が散らばる灰青の街に佇む二人の若者を中央に据え、白抜きのゴシック体タイトルと細い筆記体の英題を重ねる。下部を覆う鮮烈な赤の帯がモノトーンの世界に切れ込み、静かな崩壊の只中に残る感情の熱を視覚化している。About出版社河出書房新社出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁野条友史(BALCOLONY.)装画れおえん+FLAT STUDIOAmazonで見る