一覧に戻る文学・評論マッドアップルChristina+Meldrum+大友+香奈子俗名「マッドアップル」はダチュラ——薬にも毒にもなる白い花の名でもある。母と二人きり世界から隔てられて育った少女が、植物学と宗教のあわいで巻き込まれていく長編小説。横向きにたたずむ少女、頭上から垂れ下がる白いトランペット状の花、繁茂する下草と暗い樹影。細密な線描の絵画が表紙全面を覆い、薄水色のタイトルだけが上空に静かに浮かぶ。原題のロゴは草むらに溶けるように埋め込まれ、毒と聖性のあわいごと一枚に差し出してくる装幀。About出版社東京創元社出版年2012年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁柳川貴代(Fragment)装画ミツミマリAmazonで見る