一覧に戻る文学・評論冷蔵庫を抱きしめて日常のささやかな揺らぎや、人と人との不器用な距離を描いた短編集。ありふれた生活に潜む違和感や愛おしさを、静かな筆致ですくいあげる。淡い水色を背景に、クリーム色のレトロな両開き冷蔵庫へ赤いカーディガンの女性が腕をまわす構図。題字は破れた紙片を貼ったような白いラベルに収められ、家電と人物の親密さがどこかちぐはぐな可笑しみを生む。抱きしめる対象が示す、孤独と温もりの輪郭。About出版社新潮社出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画進藤恵子