一覧に戻る文学・評論不可逆少年五十嵐律人少年法をめぐる司法ミステリ。罪を犯した少年と、その背後にある社会のあり方を問う長編で、弁護士作家としての視点が物語の骨格を支える。表紙では、暗い藍と緑がかった夜の空気のなか、こちらをまっすぐ見据える少年のイラストが中央に据えられ、その上にタイトルの巨大な白い明朝が画面いっぱいに重なる。文字は人物の輪郭を貫くように配置され、少年の表情を覆い隠しもせず、しかし確かに縛りつけてもいる。やり直しと不可逆という相反する言葉のあいだで揺れる視線を、装丁そのものが静かに引き受けている。About出版社講談社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁小口翔平(tobufune)装画みなはむAmazonで見る