一覧に戻る文学・評論方舟夕木春央地下建築に閉じ込められた九人が、脱出と引き換えに誰を犠牲にするかを問われる本格ミステリ。表紙には湿った岩肌のような暗い壁面が広がり、その下半分を黒い水面が侵食する。白い題字は岩と水の境目に置かれ、文字の一部がすでに水位に呑まれかけている。閉ざされた空間の圧と迫りくる水の気配が、帯のオレンジを唯一の灯のように浮かび上がらせ、選択を迫られる物語の緊張を静かに告げている。About出版社講談社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁小口翔平(tobufune)+畑中茜(tobufune)装画影山徹(Amazonで見る