一覧に戻る文学・評論悪魔交渉人 (2) 緑の煉獄栗原ちひろ悪魔と契約を結んだ交渉人をめぐる連作の第二巻、「緑の煉獄」。表紙では、黒髪の青年と背後に立つ少女が、繁茂する蔓草と花、シャンデリアや小鹿に囲まれた室内に閉じ込められるように描かれる。窓枠の黒い格子が画面を分割し、緑の生命感と密室の閉塞が同居する。題字は太い明朝で大きく置かれ、赤い圏点と細い欧文が静かに添えられて、絡みつく植物の精緻な描写と響き合いながら、楽園と牢獄が表裏になった物語の気配を立ち上げている。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画THORES柴本Amazonで見る