一覧に戻る文学・評論死ねばいいのに死をめぐる問いを軸にした長編。題名そのものが鋭い投げかけとなり、読み手はまず容赦のない一句と向き合うことになる。漆黒に近い深い地に、金色の太い題字が縦に二行で流れ落ち、上部には額装された少女の小さな肖像が嵌め込まれる。地紋は布のような陰影をたたえ、金が鈍く光を返す。重い問いを、装飾の重さと闇の質感でそのまま受け止めた一冊。About出版社welle design出版年2010年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画山本タカト(