一覧に戻る文学・評論エリザベスの友達村田喜代子記憶を失いつつある老女たちが、戦中戦後の少女時代の記憶のなかで生き生きと交わり、時空を越えた友情を紡いでいく長篇。表紙は繊細な線描と淡彩で、花を抱えた赤と黄のドレスの少女、クラシックカー、鳩、馬、洋館、そして大ぶりのパンジーが、白地のなかに夢のように散りばめられている。タイトルは細い楕円の輪の内に静かに収まり、絵の余白と相まって、現実と記憶のあわいに浮かぶ少女たちの世界をそのまま閉じ込めたかのような佇まいに仕上がっている。About出版社新潮社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画MARUUAmazonで見る