一覧に戻る文学・評論すべてはエマのために月原渉第一次大戦末期のルーマニアを舞台に、雪深い館で幕を開ける一夜を描いたミステリー。丘の上にそびえる城館へと、暖色の灯をともした馬車がただ一台、闇の中を進んでいく。冬枯れの枝が画面を縁取り、白の明朝で組まれた縦書きタイトルは雪片のように降り散る。その下に手書き風の英文タイトルがそっと添えられ、静謐と不穏が同じ夜の中に折り重なっていく。About出版社新潮社出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川谷康久(川谷デザイン)装画六七質Amazonで見る