一覧に戻る文学・評論記憶屋III織守きょうや記憶を消すと噂される“記憶屋”をめぐる連作ホラーミステリの第三作。誰かの忘れたい記憶に触れるたび、人と人のあいだに静かな余白が生まれていく。表紙は夕暮れの陸橋に佇む女性と幼い子のシルエットを写真的なイラストで捉え、橙から藤色へ移ろう空と、下を走り抜ける車両の流れがかすかに溶け合う。中央に大きく置かれた明朝の縦書きタイトルが、淡い情景に芯を通す。記憶という曖昧なものを、輪郭だけで掬い取った装い。About出版社KADOKAWA出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂詰佳苗装画loundraw(FLAT STUDIO)Amazonで見る