一覧に戻る文学・評論子育てはもう卒業します垣谷美雨子育ての義務から解き放たれようとする女性たちの心情を、軽やかなユーモアと痛みをもって描く長編。満開の桜の枝に三人の女性が腰掛け、それぞれ別の方向を見つめている装画が表紙の中央を占める。白地に淡いピンクの花弁が散り、タイトルの「卒業」のみが朱で抜かれることで、穏やかな景色の中に静かな決意が灯る。咲き誇りながらやがて散る桜の比喩が、終わりと自由の予感を一枚に重ねている。About出版社祥伝社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁山影麻奈装画石川のぞみAmazonで見る