一覧に戻る文学・評論本日も教官なり小野寺史宜教習所の教官の日々を、夜の一杯のひとときに重ねて描き出す一冊。表紙のイラストレーションは、琥珀色の液体を湛えた大ぶりのグラスを画面中央に据え、その縁に小さな人物が腰かける構図。背景には街灯のともる夜の道と停められた乗用車、家族連れの姿、手前には木の器に盛られたナッツ。すべてが温かな茶系の濃淡で柔らかく描かれ、勤めを終えた者にだけ訪れる静かな時間が、画面全体に流れている。About出版社KADOKAWA出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂詰佳苗装画嶽まいこAmazonで見る