一覧に戻る文学・評論もう行かなくてはLi+Yiyun+ゆりこ+篠森81歳のリリアが、かつて愛した男の日記を読み返しながら自らの来し方を語り直す長篇。三度の結婚、娘の自死、施設での暮らし——失ったものへ向けられる冷ややかな毒舌の奥に、記憶の手ざわりがゆっくりと立ち上がってくる。表紙には、淡い緑の壁を背に、吊るされた乾いた植物、白磁の小瓶、赤い小箱、ささやかな乾物が並ぶ静物写真。鮮やかなピンクの欧文タイトルだけが画面にひとすじの熱を差し、過ぎ去ったものと残されたものの距離を静かに測っている。About出版社河出書房新社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画Susan Angharad WilliamsAmazonで見る