一覧に戻る文学・評論たのしい保育園滝口悠生二歳の娘ももちゃんと父の、川べりを歩く日々。育児の只中にある時間を愛情深く、しかし冷静に書き留めた新世代の「父」小説。淡い黄色の地に、ぶた、恐竜、家、飛行機、車、樹木といったモチーフが、子どもの絵のように軽やかな筆致でちりばめられている。ピンク、緑、水色、橙の彩色は素朴で、線は太く、輪郭はわずかに歪む。タイトル文字も手描き風に組まれ、絵と地続きに溶け込む。日々の断片が並ぶ画面そのものが、保育園の壁面のような賑やかさを湛え、本書の眼差しと響き合う。About出版社河出書房新社出版年2025年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大島依提亜(カバー・帯・表紙・本扉)装画100%OrangeAmazonで見る