
テレビドラマを更新する6人の脚本家を軸に、ゼロ年代以降のドラマがいかに「キャラクター」を起点として物語を組み立ててきたかを論じる一冊。表紙はブラウン管テレビを積み上げた上に制服姿で立つ少女と、床に座るうさ耳の少女、ヘッドフォンを着けた少女を白背景に配した写真。タイトルは蛍光色に近いピンクの太いゴシック。古びた受像機とポップな少女像の取り合わせが、画面の向こうから立ち上がるキャラクターたちのざわめきを誌面に引き寄せている。
著平沢逸
装丁川名潤
カバー写真竹之内祐幸
講談社 / 2024年
文学・評論