
枕元に置きたい58冊を語る読書エッセイ集。気軽に手に取れる本から繰り返し開きたい一冊まで、作家の眼差しで選ばれた本たちが、夜更けの読書のきっかけを差し出す。表紙は、斜めに走るストライプの上で本棚の本が踊るような装画。ピンクや緑のドット柄、黄色のボーダー柄をまとった本が連なり、中央には眼鏡をかけ縞模様の服を着た小さな読み手が一冊を抱えて立つ。タイトルは白い縦長の枠に収め、明朝の墨字で静かに置かれる。賑やかな色面と素朴な線描が、就寝前のひととき本と向き合う気楽さを伝えている。

著Groen、Hendrik、長山、さき
装丁篠田直樹
装画Victor Meijer
集英社 / 2018年
文学・評論