一覧に戻る文学・評論わが家は祇園の拝み屋さん3 秘密の調べと狐の金平糖望月麻衣京都・祇園を舞台に、人ならざるものと関わる一家を描くシリーズの第三巻。秘密の調べと狐の金平糖という副題が、土地に潜む気配をそっと匂わせる。表紙は淡い水彩で描かれた少女ふたりが中心に立ち、紅葉の散る空間に白い狐と朱の鳥居が点景として置かれている。筆文字のタイトルへ流麗な意匠が重なり、和の情趣と物語性を結ぶ。柔らかな表情と賑やかな着物の文様が、怪異と日常が穏やかに溶け合う世界の入口を示している。About出版社KADOKAWA出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画友風子Amazonで見る