一覧に戻る文学・評論猫又お双と教授の遺言猫又と呼ばれる存在「お双」と、ある教授が遺した言葉をめぐる物語。表紙には、夕闇に沈む和風の屋敷を背に、傘を差した少女と青年が雨の石畳を歩む姿が描かれている。窓から漏れるあたたかな橙の光と、藍を深めた夜気のコントラストが画面を支配し、題字を囲む鉤括弧の隅にはちらりと白い猫影。柔らかな筆致のなかにひそむ怪と日常の境界が、物語の温度をそのまま立ち上らせている。About出版社KADOKAWA出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画げみ(Karon)