一覧に戻る文学・評論死の迷路DickPhilipK+山形浩生入植惑星に集められた人々が、神めいた存在からの指示に従い辿り着いた先で、ひとり、またひとりと不可解な死を遂げていく。現実そのものが揺らぐ中後期ディックの一篇。漆黒の地に蛍光ピンクで刷られた稲妻状の図形と、シューズを履いた足だけを大きく切り取った構図が、断片化された身体と虚構の足跡を思わせる。罫線で律された欧文・和文のタイトルが、混沌のなかにかろうじて引かれた一本の道のように見えてくる。About出版社早川書房出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁土井宏明(POSITRON)+ポジトロンAmazonで見る