一覧に戻る文学・評論絶望系谷川流谷川流の短編集。日常の縁から滲む不穏や、閉ざされた感情を抱える若い人物たちの心象をすくい上げる作品集。カバーは三人の人物像を前後に重ね、中央で大きく目を見開く銀髪の少女、その奥に俯く黒衣の人物と視線を逸らす金髪の少女が並ぶ。背景には書名がひび割れた鏡のように砕けて重なり、暗い茶系の地と少女の燃えるような赤い衣服が強いコントラストを生む。割れた文字越しに浮かぶ三者の表情が、書名そのものを静かに物語に変えている。About出版社新潮社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁團夢見(imagejack)装画hukeAmazonで見る