一覧に戻る文学・評論子羊は金曜の食卓で仁賀奈金曜の食卓に運ばれる「子羊」をめぐる一冊。少女漫画的な可憐さの奥に、捕食される側の予感を忍ばせる文庫作品である。淡いピンクを基調に、フリルドレスの少女が子羊を抱きしめる水彩タッチの装画を中央に据え、その上に銀のナイフとフォークを大きく交差させる。背景の薔薇、葡萄、燭台が華やかな晩餐の気配を漂わせ、英文タイトルの筆記体が皿の縁のように画面を横切る。甘さと不穏さが、同じ食卓に並ぶ。About出版社KADOKAWA出版年2013年ジャンル文学・評論Credits装丁須貝美華装画mokaAmazonで見る