
独身時代を経て、結婚・出産を経験したブリジットの慌ただしくも愛おしい12か月を、彼女ならではのユーモアと自己観察の眼差しで綴る日記体小説。表紙は鮮やかなレモンイエローを背景に、寝そべる女性と薔薇の花瓶、ワインやティーセットが並ぶテーブルを水彩タッチで描き、上から白い細線のスクリプト体で原題のレタリングを重ねている。手描きの軽やかさと黄色の高揚感が、てんやわんやの日々を肯定する明るいトーンを静かに予告している。

著EverettPercival、木原善彦
装丁鈴木成一デザイン室
装画吉田雨水
河出書房新社 / 2025年
文学・評論